写真撮影に慣れていない方などは、早い段階で緊張から解放されやすいロケーション撮影がおすすめですが、写真の用途によってはスタジオでの撮影がおススメの場合もあります。
スタジオでの写真撮影が必要な状況
例えば、堅いお仕事や規模の大きなオーディションなどの場合は、「白い背景に上半身」などとエントリー写真に規格が定まっている場合があります。
ロケーション撮影で撮った写真は当然ですが、周辺の風景が背景になります。
背景に写り込んだ景色とご本人の表情のバランスによって「見やすい写真」となるのがロケーション写真です。
つまり、写真を見る側も”写真全体の雰囲気で見る”ということになります。
一方で、「白い背景写真」を必要とする理由が身長や体格など、ご本人を知るために規模の大きなオーディションなど求められます。
スタジオ撮影のデメリット
先ほど、ロケーション撮影は早い段階で緊張から解放されやすいとしましたが、スタジオ撮影のデメリットをあげるとすれば「緊張しやすい」があります。
広いスタジオでも、小規模のスタジオでもスタジオという空間である以上は機材などに囲まれた閉鎖的な空間になります。この非日常的な空間はその空気感に慣れない限りはどうしても緊張しやすいものです。
スタジオ撮影のメリット
ロケーション写真に比べると、どうしてもハードルが上がりやすいスタジオ撮影ではありますが、ロケーションでは難しくなるスタジオ撮影のメリットもあります。
一言に「写真スタジオ」といっても色々な空間がありますので一概には言えませんが、【f-st.】のような真っ白な空間のスタジオは床や壁・天井などの色の影響を受けないため、明るく肌本来の綺麗な色を出しやすいのが特徴です。
また、当然天候の影響を受けないのもメリットといえますね。
このため、「ご本人を見てもらう」という本来の目的にかなう写真の為には白い空間でのスタジオ写真撮影をおススメします。
スタジオ撮影で緊張しないために
中々普段の生活の中では自分自身の姿をみる機会がないので、撮影時モニターに姿が映るのも緊張の要素になる方もいますが、日ごろから鏡で自分を見る習慣を作る事で撮影時の緊張を少し軽くすることができます。
「自分を売り出す」、「知ってほしい」のであれば、歯磨き、洗顔の時だけでなく日ごろから鏡で自分をみて笑顔の練習や、目じりの下げ方、眉毛の動かし方などの練習をしておくのがお勧めです。
写真を撮られるのが快感になるくらいの活躍を頭に描きながら、頑張っていきましょう!