心がけていること。

人の価値観というものに、正解や間違いというものはないので「すべて正解」と思います。そのうえで、今日は僕の考えを読んでください。

 

写真撮影のジャンルの1つにプロフィール写真撮影というものがあります。

僕も撮影メニューにありますので、ご依頼があればプロフィール写真を撮りますし、撮ってもらったこともあります。

撮ってもらったことがあるからわかるのですが、プロフィール写真は撮影の中でも緊張しやすいジャンルだと思います。

 

しかし、このプロフィール写真撮影の撮り方もまた、カメラマンによって人それぞれあって、ものの数分くらいで数枚撮って「はいどうぞ」という人もいれば、じっくりお客さまのお話を聞いてから写真を撮る人もいます。

 

プロフィール写真撮影というのは写真の使用用途は主にお仕事PRや異性アピールですが、共通しているのは「その人の本当の魅力を引き出して撮る」という事だと思います。

 

近年は「タイパ(タイムパフォーマンス)」というワードを耳にする機会が多いように、いかに短時間で効率よく撮るかも確かに求められる要素の1つだと思いますが、写真撮影をご希望のお客さまのお気持ちを考えたとき、僕がそれよりも大切にしたいのは「リラックスした時の本当の魅力」だと思っています。

 

 


『初めまして。中山です』とあいさつを交わして、自分の事を知ってもらいつつお客さまの事も知る。そして時に共通の感情に盛り上がる。

お客さまのお仕事の事や最近ハマっている事などを聞きながら、「お客さまのどんな表情が写真の向こうの相手の心をを震わすのか」を考えながら撮っています。

 

カメラを意識しすぎる事なく、一緒に「撮影という時間を楽しむ」ことで、初めましての人にカメラを向けられて一定量緊張はするけれど、安心して写ってもらう。

見せかけのカッコ良さ、可愛さは、他人が見たら「きっと作った表情(恰好)なんだろうな。」という事に気づきます。

 

お客さまの、これからの人生に変化をもたらす写真は「リラックス×安心」だと思うから、僕は約1時間、ゆっくり時間をかけてとにかく本当の姿、本当の魅力的な表情を切るのです。

 

 

 

だって魅力が隠れている写真はもったいないし、写真の効果がほとんどないと思うから。