こんにちは。
いよいよ、2023年も後半戦ですね。
先日、いつもお世話になっている方とお話をする機会があり、お互いの近況を話していた時の事。
その人の知り合いにもカメラマンがいるようで、その方はスマホをメインカメラとして頑張っているらしいのです。
僕自身も、その人ではないと思いますがスマホカメラで写真撮影サービスをしている人の話を聞いた事があるのでそこに特別な驚きはないのですが、先日のお話の中で出てきた方は「レタッチが得意」なのだそうです。
撮影関係に「レタッチャー」という役割もあるので得意な人がいるのも納得です。
合成画像は写真ではない
ここからは、僕の個人的な話ですが、
デジタルカメラで撮った写真はデジタル写真なのでフィルム写真より遥かに合成や加工が楽なので気軽に手を加えることができるのもいいところ。
ですが、僕は趣味で風景写真を撮っているときから、「出来る限り補正(レタッチ)はしたくない」と考える人なのでレタッチ在りきで仕事はしたくないのです。
(と言いながら、人物撮影などは何かしら多少レタッチします)
ずいぶん前に「髪の毛を加工で金髪にできますか?」と言われたことがあります。
確かに、スマホも画像加工ができる時代ですので出来なくはないですが、結局現実と大きく異なる結果になるものはレタッチではなく画像加工であり、写真ではなく合成画像となると考えます。
画像加工に頼らない写真撮影
撮影の直前に出来てしまったニキビや、傷を隠す程度であれば全く問題ないですし、何も抵抗なく当然レタッチで消しますが、印象を左右するものは出来るものならやりたくないですし、人物の場合は特におすすめしません。
画像加工で印象を変えるのであれば、撮るときにカメラマンがその人の魅力を引き出してカメラに収める方が100倍いい。と考えます。
手軽にできるからこそ、簡単になんでも「加工で」と言われる時代ですが、一言で加工といっても大変さの幅は広いのです。
加工はあくまで最終手段、もしくは補う程度で使うもの。
これはこれからも大切にしていきたいものです。
≪補足≫
でも加工技術は持っている方がいいは事実なので、日々勉強しているのも現実です。