2023年10月末。
七五三シーズン入りと同時に、振袖撮影も始まりました。
今、振袖はレンタルをされる方も多いですがお母さんから引き継いだいわゆる「ママ振（ママ振袖）」を丈などお直ししてお召しになる方も結構いらっしゃいます。
今回、ご依頼いただきましたお嬢さまもママ振です。
ママ振袖をお召しになる場合、少なくとも約20年くらい眠っている事が多く、お客さまは「当時から何も触っていない」と言いつつも、お支度当日蓋を開けると「〇〇がない」「△△が短い」など慌ててしまう事がよくありますので、弊所でママ振をお召しになる場合は事前に着付師さんと一緒に、必要物があるか、長さがちょうど良いかなど、打合せを兼ねて確認の時間を設けています。
この日お撮りしましたお客さまも、お申込自体は春頃でしたが新年度に入ってからとなる5月末にスタジオで実際に簡単にサイズの確認をおこないました。
この確認作業は必要物の状態確認も目的の一つですが、当日お支度をする着付師さん、美容師さんの準備も兼ねているものです。
出来る限り、双方でご都合を合わせていただいていますが、どうしても都合がつかない場合は書面で必要物リストをお送りして確認いただく場合もあります。
撮影当日は気持ちのいい秋晴れに恵まれました。
今年は秋という感覚があまりなく、気温も高めの日となりましたが、降り注ぐ日差しはやはり夏とは異なり少し柔らかさと爽やかさも感じられる写真となりました。
とてもママ振とは感じられない状態の良い綺麗な赤色の振袖がとってもお似合いのお嬢さまの写真を残すお手伝いが出来た事が嬉しく思います。
ご依頼いただき、ありがとうございました。
（個人的には、20歳ならではの元気な自由な写真が一番お気に入り。）
【ご利用プラン】
・ミニマムプラン
撮影場所：旧堀部邸
