突然ですが、753の写真撮影のバタバタがすごく嫌いです。笑
これは写真撮影に限ったことではなく、日々の生活においても言えることです。
ファミリー写真スタジオに勤めている知人からの話や、実際に自分の目で見たこともあるのですが、
七五三ハイシーズン時、スタジオでのお子さまの753写真撮影って物凄くバタバタします。
1日に多くの撮影予約が入っていて、限られた時間で着付け・メイク・ヘアセットのあと写真撮影。
「この時間に終わらないと、後ろがつかえる!」
わかります。
お客さまをお待たせするのもよくないですし、少しでも多くをさばきたい。
わかりますが、「お客さま(お子さま)は満足ですか?」と言いたい。
写真撮影における主役は被写体となる人です。
裏方にあたるスタッフではありません。
では、その主役となるお子さまの立場になって考えるとどうでしょう?
動きにくい着物や歩きにくい草履に加え、初めてみる大人たちが沢山いて物凄くバタバタ・・・。
お子さまからすると、正直撮影を楽しめる状況ではないことが多いと思います。
≪本当の表情を残すために必要なもの≫
確かにお子さまは大人に比べると体が小さいので、体力も少なく集中力の持続時間が短いのは確かです。
だからこそ、件数が沢山だし【時間勝負】となっているのもあるかもしれません。
写真が「いい写真」と感じる1つの基準に僕は「本心が出ている表情」があると思います。
同じ笑顔でも楽しんでいるときの表情と、本心から楽しめていないときの表情は違います。
「時間がない!」「回らなくなる」などはいわば、大人の都合。
慣れない・動きにくい格好で、その大人の都合に振り回されるお子さまを撮る。
僕はそれが嫌いです。
≪お子さま相手の写真撮影で大切にしているもの≫
人生の節目に成長の記録としてこの先に残る写真をお撮りするのだから、「疲れた・・」というより「楽しかった~!!」と感じていただきたい。
そんな思いから、写真撮影をご依頼いただく側としてできることとして、『余裕』を大切にしています。
着付けの時間が伸びても。
撮影始まるという時に、遊び出してしまっても問題ありません。
だって「子供」なんだもの。
ロケーション撮影時にカメラを向けても着物で足元の砂利で遊んでいる姿も今の姿なんです。
お子さまのペースを大事にして撮影を楽しんでいただくのが、カメラマン中山景太のスタイルです。
≪喜んでいただくために≫
もちろん、お子さまの体力や集中力に合わせますが、ご家庭ごとにご用意する撮影時間は状況をみながら休憩をはさんだりしながら凡そ60分。
1日にご依頼をお受けする最大件数も3件までとしていますので、とにかくゆっくり楽しみながら七五三撮影を楽しんでいただけます。
閉鎖的空間になるスタジオでは難しい開放的な表情もお撮りできるのがロケーション撮影のいいところです。
お子さま目線で753撮影を選らんでみてください。
中山景太写真スタジオ事務所の七五三プラン
https://www.keitanakayama.jp/753photoplan/