投資と浪費と消費。
少し前というか、写真業を始めるまではあまり意識していなかった言葉たちです。
今現在も、決してお金に余裕があるというわけではありませんが、「事業を続けていく」ためにはこの「投資ろ浪費と消費」という言葉を意識しなければいけないと思っています。
お金の専門家でないので、詳しく書けませんがそれぞれ僕なりの解釈は↓の通り。
「投資」・・・先、未来を見据えて使うお金。
「浪費」・・・いわゆる無駄使い。今グッと我慢すれば、きっとこの先使わなかったり、役に立たなかったりする。
「消費」・・・日々すごしていく中で消えていくお金。
新型コロナの影響を体感して、改めて感じたものの1つは「お金の大切さ」と「未来は変わるもの」でした。
2月、これまで1度も経験したことがなかったキャンセルが止まらないという状況。
多くの方も似た状況を経験されたと思いますが、僕も例にもれず。
すでに確定していた案件もキャンセルや無期延期。
新たにお申込み頂いても数日、数週間後にはお約束のキャンセル(無期延期)。
そんな未来が来るとも知らず年末年始に買った機材や道具たちの支払いが迫る・・。
生き地獄でした。
3か月、5年、10年後を見据えて何か「しよう」と思っても出すものがない。
苦しかった・・・。
話を戻します。
写真業を続けるにあたり、撮影を維持するという意味でも「サブ機」が必要というのは分かっていましたが、なかなか機会・タイミングがなく、実は1つの機材でやっていました。
(カメラ本体も撮影耐数は決まっているし。いつ、不具合で撮れなくなるかもわかりません)
今回のコロナで「当たり前に信じていた未来は、急に無かったものになる」という事を体感し、さすがにちょっと危険すぎると感じ、この度ようやく「サブ機」を購入しました。
a7Rii(フルサイズ / 4200万画素)
発売が2015年だったと思うので、決して最新機種ではありません。正直「いまさら感」は否めない。
でも、拡大プリントにもある程度耐えられること、現行のバッテリーが使える事、無音シャッター機能があることなどから
選びました。
ここまでの高画素は現在需要が常にあるわけではないですが、やりたいことのためには持っておきたいと思いました。
まだまだ、必要なもの欲しいものはありますが、今回のサブ機も欲しいものも、
今の僕には安い買い物ではないので、「あの時これを買ったから今がある」と思えるように日々精進していきます。